当ブログでも何度が紹介させていただいたり、お会いした技術者の方々にもお話しさせていただくことのなかに「周囲の情報に流されることなく、自分の軸がブレないように」という内容のことがあります。
とくに働きながらの転職活動をされている方は、じっくり考えたり判断する時間を確保するのがなかなか大変で、ついラクなほうへ流されてしまいそうなときもあると思います。
もちろん、始めから終わりまでしっかり自分を持ち、ブレることなく貫く方もいらっしゃいます。それはある意味【自分のスタイルを崩さない人】とも言えるかもしれません。
しかし、周囲の方も戸惑うくらいに自分のスタイルを通すのはいかがなものかと思ってしまうこともあります。
たとえば、確認したいことがあり問い合わせをするものの、なかなか返答をいただけず、やっと回答いただいても、遅くなったことにコメントはないなど。「仕事でも、対応がルーズだったり遅れたことには何も言わない人なのかな」と思ってしまいます。
また問い合わせについても、「AですかBですか?」といった選択する質問に対して、「Cにしてください」と新たな選択肢を言われたり、あるいは質問には回答いただけず、逆に新たな問い合わせを投げかけられることもあります。Cという新たな選択肢を言われる、または回答できないのであれば、AでもBでもない事情(理由)を説明すべきだと思います。
このようなやりとりが重なると、企業との面接でも「仕事でもうまくコミュニケーションをとりづらいタイプの人なのかな」と思われかねません。
転職で出会う企業は「自分が働くかもしれない場所」です。今後一緒に働く一員となることを想定しつつ行動しましょう。それは、【自分の考えを変えて妥協する】のではなく、【自分以外の立場にいる人のことを考え】ながら、自分のスタイルを保つということだと思います。