転職活動では必ず通らなければならない面接。営業職の人に比べ、技術者の皆さんは苦手という方が多いのではないでしょうか。

しかし、面接で聞かれる内容が事前に分かっていて、事前に回答を準備出来たらどうでしょうか。準備すべきことが分かると、負担が少しは軽くなると思います。

今回は、様々な企業の技術職採用面接で実際に聞かれた質問内容を6年間分まとめた弊社の転職面接質問集の内容を全てお教えします。

それでは早速、質問内容に入ります。

面接で実際に聞かれた質問内容まとめ

カエルの付箋

まずは質問内容を羅列します。ちょっとボリュームありますが、少しずつ準備しておくと面接対応は問題なく出来るようになります。

  • 自己紹介、経歴説明をお願いします。
  • ものづくりに興味をもったきっかけは?
  • 高校、専門学校、大学等、それぞれを選んだ理由は?
  • 過去と現在の所属企業それぞれに対して、選んだ理由。そして入ってみてどうだったか?
  • 各社の退職理由(転職を考えたきっかけ、会社や仕事への不満はどのようなものだったのか)
  • 今回の転職活動で、企業、求人を選ぶポイント(重視していること)は?
  • 当社への志望動機は?
  • 当社自体、当社の事業、当社の製品等に対しての印象は?
  • 本求人に対しての印象は?
  • 他に受けている会社はありますか?どういう会社、職種ですか?なぜ当社が第一希望なのですか?
  • 当社に入ってできる事、今は出来ないけどやれるようにならないといけないこと、やりたいことは?
  • 技術者として得意なこと、苦手なことは?
  • 今までで一番苦労した仕事は?
  • 仕事をするうえで自分なりにこだわっていることはありますか?
  • あなたにとっての仕事のやりがい、喜びは何ですか?
  • マネジメント、後輩の指導、教育については経験がありますか?
  • 技術以外の作業や雑務もできますか?
  • 繁忙期は残業が多くなりますが大丈夫ですか?
  • 自分自身は、どういうタイプだと思いますか?(言われますか?)
  • どういう時にストレスが溜まりますか?どうリフレッシュしていますか?
  • 苦手なタイプの(働きづらいと感じる)人はいますか?その人とはどのように付き合いますか
  • 今までで一番の失敗は?
  • 教える人が忙しくて放置されたり、自分でなんとか問題を解決しなければならなかったりという場面もあるかと思いますが、やっていけそうですか?
  • 仕事で迷ったときに何を優先させて判断しますか?
  • 将来どのような技術者になりたいか?
  • 将来管理職をやりたいか
  • 夢はありますか?
  • 今、興味があることは何ですか?
  • 趣味は何ですか?
  • 最近勉強していることはありますか?
  • 貴方の、長所と短所は?
  • 現年収と希望年収
  • 健康面で気になることはありますか?
  • 通勤は大丈夫ですか?(通勤ルート、所要時間も把握しておくこと)
  • いつから入社出来ますか?
  • 言い残したこと、PRしたいことはありますか?
  • 出張が多いですが大丈夫ですか?
  • 希望していない職種に異動になるケースもありますが大丈夫ですか?
  • ブランク期間がありますが、どのような事をされていたのですか?
  • 転職回数が多いですが理由は何ですか(どう捉えていますか)?
  • もう少し長く働こうとは思いませんでしたか?
  • 最後に何か質問はありますか?

自己紹介、経歴説明

スーツの男性が皆の前で説明している写真

自己紹介、経歴説明を求められることなく、面接が進行する場合も稀にありますが、ほとんどの場合、初めに聞かれることなので、必ず聞かれると考えておいたほうが良いです。

面接で緊張している中で、いきなり自分が一方的に話さなければならない場面なので、大きな山場となります。しかし、乗り越えてしまえば、あとは会話なので何とかなります。しっかりと準備して臨みましょう。

皆さんが悩まれるポイントの一つとして、初めの言葉と、最後の締め方をどうしたら良いかということがあります。これは決めておいたほうが良いです。下記のようにまとめると話しやすく聞いているほうも聞きやすくなります。

  1. 「〇〇〇〇と申します。よろしくお願い致します。」
  2. 学校卒業から、入社
  3. 入社後の内容は、下記ポイントを説明
    ・どのような製品(あるいは何をする為の製品)に携わったか
    ・どのようなメンバー構成
    ・どのような役割で自分は何をしたか
  4. 自己PR、熱意
  5. 「以上です。よろしくお願い致します。」で締めくくる。

経験社数が多かったり、経験内容が盛りだくさんの場合は2と3の間に技術経験のポイントのみ簡単に伝えてから詳細説明に入ったほうが良い場合もあります。

また、転職経験のある方は、経歴紹介の際に退職理由も伝えようとする方もいらっしゃいますが、ここでは退職理由には特に触れず、経験した内容のみ伝える形で良いです。

成功の秘訣は話す内容を決めて、何度も声に出して練習することです。そうすれば、面接本番で緊張していても絶対に対応できます!

話す内容の項目だけを覚えておいてその場で話せるタイプと、丸暗記しないと話せないタイプに分かれますので、ご自分のタイプを理解して準備することも重要です。

転職理由、退職理由、志望動機

ノートパソコンの前で頭を抱える青いワイシャツの男性

それぞれの言葉が混同してしまう方が意外と多いので、念のため言葉の意味を、以下に記します。

  • 「転職理由」は、何故転職しようとしているのか。
  • 「退職理由」は、過去企業を含めて既に退職している企業について、何故退職したのか。
  • 「志望動機」は、何故当社に入りたいと思ったのか。

上記の通りですが、全てつながっていなければなりません。矛盾があると、ドンドン突っ込まれてアタフタしてしまうことになります。

これらを考えるときに重要なことは、前職(または現職)で不満だったこと、そして改善したい事を書き出し、その中から次の企業に求めることを箇条書きでまとめることです。

そして、自分が次の企業に求めることが、応募先企業の内容に合致しているから応募した(志望理由)とするのです。

企業のホームページを見て、そこに記載されている良い部分に合わせた志望動機では、すぐに作り物だと見抜かれてしまいます。

自分はこういう考えを持っていて、ちょうど御社がそれに合致していたというのが納得感あります。

退職理由については、基本的にネガティブなことになるかと思いますが、格好つけて嘘を言っても仕方ないので、事実を伝えるしかありません。ただ、ネガティブな内容を話すときは、相当気を使って話さないと失敗することがあるので、出来る限りシンプルに、言う必要のないことは言わない等、ちょっとしたテクニックが使えるようになる訓練が必要です。

クローズドクエスチョン(閉ざされた質問)への対応

左手にYES、右手にNOのボールを持った女性

クローズドクエスチョンとは、回答範囲を限定した質問のことを言います。面接の場に当てはめてみると、「当社は繁忙期になると残業が多くなりますが、大丈夫ですか?」といった確認をするための質問です。

答えは当然のことながら「大丈夫です!」の一択ですが、ここで気を付けなければならないポイントが2つあります。

  1. はっきりと言い切ること
  2. 大丈夫という根拠を一言付け加えること。例えば「前職でも繁忙期は月に80時間くらいの残業が普通でしたので、問題ありません。」と具体的かつ簡潔に説明することです。

クローズドクエスチョンは意外と多いです。企業側としては書類選考を通しているので、採用したい気持ちはあるのです。だからこそ、「大丈夫だよね?」と聞いて、安心したいのです。

【該当質問例】

  • 技術以外の作業や雑務もできますか?
  • 繁忙期は残業が多くなりますが大丈夫ですか?
  • 将来管理職をやりたいか
  • 健康面で気になることはありますか?
  • 通勤は大丈夫ですか?
  • 出張が多いですが大丈夫ですか?
  • 希望していない職種に異動になるケースもありますが大丈夫ですか?

抽象的な質問への対応

分かりやすく極端に言うと「当社はどうですか?」という質問があったとしたらどう思いますか?

色々な解釈ができてしまいますね。

面接の場では、色々な解釈ができてしまう抽象的な質問を投げかけられることがあります。その場合は、自分なりの解釈を伝え、間違っていないかを確認した上で、回答をすると良いです。

最後に

転職面接での質問集をご紹介しましたが、実際の面接では、言い回しが違ったりしますので、そのまま準備していた通りに聞かれることはありません。

そもそも面接準備は、特定の質問の回答を考えておくことが目的ではありません。

事前に準備することの目的は、質問の項目を元に自分がどういう考えを持っているかを確認して、整理しておくことです。

それができれば、面接で違う言い回しや、変な角度からの質問をされても対応できるようになります。

面接で質問される内容は、普段考えていないような内容になりますので、面接は得意だから大丈夫等と慢心せず、必ずしっかりと準備して臨んでいただければと思います。

まだまだ、伝えたいことは山ほどあるのですが、人によって様々なパターンがありますので、あとは直接ご相談いただければと思います。