なかなか転職できず、それでも転職したいと考えている方が相談にいらっしゃいました。

何社応募したのか自分でもわからなくなるほど応募し、続く不採用連絡。いったんは転職活動をとりやめましたが、数か月前から活動を再開された方でした。弊社へ相談にお越しになるまでの間も、やはりお見送り連絡は続いていました。

技術者の方は初回面談はちょっとぎこちない様子の人見知りの方も多いのですが、その方は初対面から気さくに話す方でした。これまでの活動履歴をお聞きしていると、応募した企業の多くは書類選考の段階で不採用となっていました。面接も、二次まで進むことはほとんどありませんでした。

そこで、不採用実績をふまえながらも、イチから始めるスタンスで取り組むことにしました。

わかったこと(1)【経歴書がシンプルすぎる】

当ブログでもたびたび紹介しておりますが、職務経歴書をじつにシンプルに書いている技術者の方がとても多くいらっしゃいます。「これしか経験がないなら即戦力とは言えない」と思われても仕方ない内容で、書類選考でNGとなる大きな要因であったと思われます。しっかりアドバイスさせていただき、より良い内容に仕上げることができました。おかげで選考通過率がアップしました。

わかったこと(2)【学歴】

中途退学歴があり、これまでの面接では必ず「なぜやめたのか」を質問されていました。転職について必ず理由を聞かれるように、学校を途中でやめたことについてもほぼ必ず質問されます。社会人と比較して、学生時代というのは生活範囲が限られていることが多く、その限られた世界では「学校をやめる」という選択しかできなかった方もいると思います。

加えて、技術者の方は「質問に端的に回答する」傾向が見られます。つまり「なぜ学校をやめたのか」と聞かれたのであれば、当時のご自身の状況を端的に回答して終わってしまいがちです。この方もやはりそうでした。すると企業側には、「イヤならすぐに投げ出す人」とか「物事を深く考えずに決断するタイプ」という印象をもたれてしまったと推測されます。

社会人となり様々な価値観や年代の方と生活する時間が増えたことで、ご自身の考え方にも変化や成長があるはずです。面接では当時の理由を端的に答えるだけでなく、そのような「これまでの過程を経て」の現在の状況・心境まで話すことで、納得感をもってもらえることでしょう。

わかったこと(3)【めっちゃ緊張するタイプ】

面接対策を実施して気付いたことで、「本番になるとめっちゃ緊張するタイプ」の方でした。その緊張感から、相手の質問の意図がうまく理解できずに回答してしまったり、端的に一言で済ませてしまったりして誤解が生じることもあったのでは、と思います。

こちらに関しても事前準備に時間をかけ、同意の質問を言葉をかえて聞いてみたり、一言で済ませずにしっかり話す練習などを実施しました。本番ではもちろん緊張されたとのことでしたが、今まで本番で発揮できなかった力量をアップさせることはできたようで、これまでの面接と比較すると格段に良かったようです。

こうしたご本人の頑張りで、みごと希望の企業から内定をいただくことができました。

不採用が続いたらその原因は何かをご自身でも振り返り、改善できる点はないか考えてみましょう。どんなふうに考えたら良いかわからないこともあると思います。そんなときは是非ご相談ください。一緒に考えていきましょう!