誰もが気になるお金の話。自分の給与はどうなのか?多いのか?少ないのか?普通なのか?普通って何なのか?そんな給与に関して、【所属企業】というポイントで考えてみましょう。

企業が変われば、給与基準も変わる!

キャリア・コンサルタントとして、様々な方とリアルな給与の話もしますが、本当に様々です。履歴書と職務経歴書を見て、『これくらいかな?』と予測しても、あんまり当たりません。(笑) それは何故か!?

業界による違い!?

給与を出す側から考えてみると、業界、事業形態、企業規模等は当然関係します。また、地域性が関係する場合もあるそうです。給与の高そうな業界と考えると、IT、自動車関連、電力関連、技術商社、なんかを思い浮かべる方が多いようです。

企業規模による違い!?

企業規模では、やはり有名大企業と呼ばれるところは高いですし、上場企業と聞くだけでも高そうな気がします。それに対して、中小企業と聞くと給与基準が低く感じたり、ベンチャー企業と聞くとタイミングによる高低差が大きそうなイメージがあるようです。

実際はどうなのか!?

実際はどうなのか?IT業界と言っても、給与基準が高いところも低いところもあります。自動車業界は賞与の割合が多いので給与基準が高いイメージが強いですが、『1部上場企業でこの基本給!?』と驚くほど低い場合もあったりします。地域性というのは面白いもので、実際に『企業規模が大きくても、地方の企業で給与基準が低かった』という事例も幾つかありました。

企業を選ぶ段階でしっかりと調べましょう!!

給与が気にならない人はいないと思いますが、特に転職理由が給与に関係する人は、応募する企業の給与基準を事前に調べておきましょう。調べればかなり分かりますし、専門エージェントであれば過去の入社者等の事例として生の情報を持っているものです。『上場企業だから給与基準が高いだろう』と期待して選考を頑張ったのに、提示された給与を見てガッカリ、という事が起こる確率は最小限にしておいた方が良いでしょう。

次回は技術者編をおおくりします。