浦林 次郎転職活動をしていて、希望がハッキリとしている方ほど、条件が合わなければ前に進めません。理想な企業はどこかにないのでしょうか？ベストマッチングな求人はないのでしょうか？？
気になる項目は項目は沢山あるもの！
転職をするということは、目的があります。人それぞれ、転職先に求める要素があるわけです。それも沢山の項目がありますよね、、、その中で、前回は＜勤務地編＞として、場所の問題について取り上げてみました。今回は、＜待遇面編＞として、諸々の条件を考えてみましょう。
待遇面とは？
そもそも、待遇面とは何でしょうか？真っ先に思いつくのは、給与に関してでしょう。その次に、手当など、福利厚生、その他諸々ありますので、順番に取り上げてみますね。
給与に関して
何と言っても、まずは給与に関してです。給与は皆さん高いに越したことはないでしょう。現実的には、現状との比較になりますので、現状維持したいとか、給与を上げたいとか、将来的に高くなるとか、そういうポイントになるでしょう。給与を考える時に大事なのは、基本給、手当、賞与、総額年収など、比較の仕方によって変わってくるという事です。例えば、年収が高い人の中には、年俸制の人、役職によって高い人、残業が多くて高い人、手当が沢山重なって高い人、という風に、基準が違ってきます。その為、現状と転職先を比較する際には、しっかりと基準を合わせて考えるようにしてください。
手当に関して
手当に関しては、特に企業ごとに制度で変わってきます。住宅手当、家族手当、通信手当、在宅手当、営業手当、などなど。もらえる人ともらえない人が出てくる手当も多いですね。社会全体では、個別の手当というのは減る傾向にありますが、現状は様々な手当があります。が、転職先を考える際に、『住宅手当がある会社がいいな』とか、『家族が多いから家族手当が多い会社がいいな』という風に考える人も多いようですが、結局は総額の年収が多い方が良いのでしょうし、手当は制度と共に変わる事もありますので、要注意が必要です。
福利厚生に関して
『福利厚生が良い会社へ転職したいです！』という意見もよく耳にしますが、『その福利厚生とは、何の事ですか？』と質問すると、不明確な方が多いのも事実です。例えば、保養所などが使えるのは確かに嬉しいのですが、実際に利用率を調べてみると、意外と低い事もありますし、グループ会社の優待制度なども似たような感じがします。持株会などは明確なので利用する方も多いようです。プラスαとしては、福利厚生も気にするのが良いと思います。
勤務条件に関して
休日、勤務時間に関しては、リアルに希望と関係してきます。特に、ご家族の事情がある方にとっては重要な項目になります。休日日数、長期休暇の設定、勤務時間、残業時間の目安、などなど。生活に直結しますし、転職理由としても重要な項目です。
定年に関して
昨今重要視されているのが、この項目です。最近は長く働きたいという希望が多いですから、定年が長い、再雇用制度、その他の働き方なども会社によってあります。
希望の待遇面を得るには！？
前項で確認したような条件面を希望したいのですが、実際に皆さんはどのように確認しているのでしょうか？まずは、求人票で確認しますよね。しかし、それだけで確認しきれなかったり、基準が違って思っていたのと違うという事も起こります。特に、給与面のリサーチは難しいと思います。
給与基準の比較
会社単位で、給与基準の違いというのはあります。一般的には、大企業ほど給与基準が高いと言われます。これは確かに当てはまる事が多いと言えます。しかし、企業規模と比例しない事例も多いです。ベンチャーや中小企業、10名くらいの企業でも給与基準が高いところがあります。しかし、これはなかなかネットで調べても分からない情報です。直接的な情報が必要になるので、そういう時こそ、専門エージェントや、人脈を活用しましょう。
リアルな情報をいかにキャッチするか！？
求人票やネット情報だけで分からない情報をいかに手に入れるか、これが転職活動で難しい事です。知り合いがいる会社であれば聞けますが。口コミサイトも最近はリアルな情報が増えています。我々エージェントの強みは、企業と直接繋がっていて、紹介者の入社後の情報を得られる事です。また、複数の企業との付き合いがありますので、比較が出来ます。こういう存在も貴重ですので、転職活動の際は、是非ご活用くださいませ。