「自分が経験してきたことだから、当然説明出来ますよ!」
という方もいらっしゃるかと思いますが、これが意外と難しいものです。事前に内容を整理しておかないと面接で悲惨なことになりかねません。
何が難しいのか
自分が経験したものや業界は、皆が詳しく知っているとは限らない。
これがポイントになります。何が難しいかって、今まではその業界の言葉や当たり前と思って会話してきた内容が、スムーズに通じないことです。
初めての何も知らない人が聞いても分かるように説明しなければなりません。
形状や素材感、どのような部分に使われていて、どのような機能があるのか等、言葉だけで説明するのは難しいですよね。
写真や絵を見せる
書類選考時の履歴書や職務経歴書、そして面接時では、「一般的な形でないとダメなのではないか。」と考えてらっしゃる方が多いですが、応募書類の提出や面接は事務的に形式上行っている訳ではなく、お互いを理解することが目的ですので、自分の事を正確に理解してもらうために、正確に伝えることが重要です。
その為に、携わってきた製品の写真や絵を別紙の説明資料として用意するのは効果的です。人によっては趣味で作ったロボットの一部分を持っていく方もいらっしゃいます。
※現状開発中であったり、客先へ納品していて外部には見せられないものは、一般的に公開されている類似品などを用いると良いです。それもない場合はご相談ください。
面接で極度に緊張する方にもおすすめ
面接では面接官の視線は当然自分に集中しますが、これがまた緊張しますよね。そんな時は、別紙で携わってきた製品の写真や絵を配ってしまえば、自然と面接官の視線は資料のほうに行きます。これでだいぶ緊張がほぐれ、説明しやすくなるはずです。
まとめ
- 自分のこと(携わった製品や技術経験等)を正確に理解してもらうことが目的。
- 面接では、別紙として携わった製品の写真や絵、あるいはロボット等の実物の成果物を持参する。
- 視線が自分に集中して緊張する方は、資料をもとに説明する形を取る。
それぞれの方にあった具体的な資料の作り方をお伝えしていますので、是非ご相談ください。