現在、殆どの方がゴールデンウイークを楽しんでいるのではないでしょうか。特に、今年は暦もよく、最長9連休にもなっているようです。その連休が明ければまたお仕事、そこでよく話題になるのが五月病ですが・・・

五月病とは!?

これを調べてみると、『新入社員や、大学の新入生などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称』とありました。

という事は、転職やキャリア入社の場合は関係ないという事になります。

先日、ゴールデンウイーク前から急に休み、連休明けまで休暇を取ったという方の話を聞き、私は思わず『五月病ですね』と発言したところ、周りの人に『それは新入社員の話でしょ』とツッコまれました。

転職・キャリア入社の場合の実情!?

まずあるのが、入社時期がバラバラという事ですね。五月病と言われる理由の一つは、入社一ヶ月後の連休という要素です。一か月違和感を感じながら生活していたら、確かに調子悪くもなるかもしれませんね。それに対して、キャリア入社の入社時期はバラバラですので、五月が入社何か月後かなんて、その人による訳ですね。

ここで、入社後の期間にポイントを置いて考えてみます。

新入社員の五月病と同じく、入社後一か月の場合。入社後の違和感(会社の環境、仕事内容などに対して)が強い程、早く影響が出ます。特に、『入社前のイメージと違った』、もっとは『入社前の話と違った』と感じた場合には、入社一か月も経たずに違和感が強くなっていきます。その結果、五月病のような症状が出る事は多いでしょう。

一般的によく言われるのが、三ヶ月後の場合。それほど入社時の違和感は無くとも、じわじわ感じる違和感が出てくるのが、三か月後頃と言われています。これは実際結構その通りだと感じています。違和感の他にもう一つ大きな要素として、【疲労】があるという事も付け加えておきましょう。

そして、次の区切りが六か月後。半年経つともう新しい環境にも慣れた、という人ももちろん多いのですが、違和感を感じながら踏ん張ってきた人に多いのが、この頃にどっと疲れが出てしまうパターンでしょう。

このように、人それぞれタイミングはバラバラです。

連休という落とし穴!?

そして、もう一つ大きなポイントが、連休です。今までの生活のリズムが変わり、入社後続いていた緊張感が途切れるタイミングでもあります。その結果・・・、というのも五月病の要素です。

転職の場合も五月病には要注意!!

という訳で、本来の意味とは違いますが、ゴールデンウイークのタイミングに起こる五月病という意味では、転職の場合も十分にあり得ます。それが入社後一ヶ月後なのか、三ヶ月後なのか、半年後なのか、それ以外なのか。ですので、自分の中での気持ちとしては新入社員同様に持っておいた方が良いのではないでしょうか!?

連休明けはスロースタートで!!

明後日から仕事が再開しますね。気が重くなっている方も、気合入っている方もいらっしゃるでしょう。まず大事なのは、連休後は大抵の方が気持ちが緩んでいます。『会社行きたくないなぁ』、『このままずっと休みだったら良いのになぁ』というのも実は普通の気持ちです。そういう思いを胸に抱きながら、現実に戻り、【とりあえず】出社する。これが一番大事な事なのです。

ですので、悩み過ぎずに、【とりあえず】出社してください。そして、最初から張り切る過ぎないように。普通で良いのです。連休前もそうだったはずです。もし、肩に力が入っているのを感じたら、『スロースタートで良いじゃん』と肩の力を抜いてください。

それでは、残りのゴールデンウイークをお楽しみくださいませ~。