技術者の方は車好きの方が多いので、今回は趣味の車の話で・・・。

突然ですが、ネオチューンって知っていますか。

うちのハイエーススーパーGLワイドが非常に乗り心地が悪いので、色々と調べていたのですが、フレックスさんやUIビークルさんばかり出てきて、リーフスプリングやシャックルを変えるとか、それには構造変更申請が必要とか、面倒くさそうかつ費用的にも高く、どうしようかと頭を抱えていたところ、ネオチューンというものを見つけました。

ネオチューンとは、株式会社サンコーワークスというラリーや競技車両の製作、ストリート車両などのチューニングを行っているモータースポーツショップが開発したショックアブソーバーです。

簡単に言うと、純正のツインチューブ型(複筒式)ショックアブソーバーのオイルを抜き取り、専用のチューニングオイル注入することで、へたってきた純正のショックを蘇らせるだけでなく、パフォーマンスも大幅にアップ(人により感覚は違うと思いますが)するという夢のような施工です。

そして、費用も非常にリーズナブルでナント1本6,500円という破格!新品のショックを買うよりも断然お得かつ、再利用なのでエコです。

専門の施工代理店がいくつかあり、どこでお願いするか迷いましたが、実際に施工された方のブログで、千葉県市原市にある「遊心~くるま屋ユウシン~」の評価が非常に高かったので、電話をしてみました。すると電話越しでも分かるくらい職人ぽさを感じ、これは間違いないと思い、自宅から約100kmと遠かったですが、思い切って行ってきました。

遊心の入口写真

遊心の松田さんは、バイクのレーサーで結構有名人です。バイクの人はハイエース乗りの方が多いので、ハイエースの足回り施工は得意中の得意のようです。

剛性を上げるためにスタビライザーを薦めてくるところが多いですが、松田さんとしては、ショック→トーションバー、そしてスタビは最後という考えで、スタビは費用対効果を考えるとトーションバーにはかなわないと言っていました。

それを踏まえて今回の作業は、

  • バンプストッパー(リア、フロント)、リバンプストッパー取付
  • 純正ショックアブソーバーのネオチューン施工
  • Rimのハイパートーションバー取付

となったのですが、作業がメチャクチャ早い!2時間くらいで取り付けてしまいました。

その後、「これから、もっと追いこんでいくんで。」と言って、細かく丁寧に最終調整していただきました。

作業自体は非常に早かったのですが、終わってから色々と話し込んでしまって、結局遅くまで居座ってしまいました。。。

帰り道は、乗り心地が良くなりすぎて、スピード違反になりそうなくらいでした。ハイエースなのにコーナーもドンドン突っ込んでいけますし、ブレーキ性能も上がった感じになります。高速安定性も大幅向上です(これはハイパートーションバーの効果も大きいと思いますが)。

アクアラインを通っても自宅から約100kmありましたが、行って良かったと思います。

リーズナブルに乗り心地改善したい方で、現在純正の複筒式ショックアブソーバーの方は、ネオチューンを検討してみてはいかがでしょうか。特にハイエースの方は。