浦林 次郎職場環境の諸問題は色々とあります。それは、転職の理由にも繋がります。将来へ繋がる諸問題、真剣に考えていきましょう。
目標になる先輩技術者、尊敬できる上司・・・
割と最近の話ですが、２０歳代の方の転職相談で、転職先へ望むことを聞いていた時に出てきたのが、『尊敬出来て目標になる先輩技術者や上司がいる事』でした。
確かに、技術者として働き、成長していく上では、こういった存在はあって欲しいものです。特に、まだ経験の少ない時には居てくれないと困るでしょう。
現状はどうなっているのか！？
今の職場には、そういう先輩技術者や上司は全然居ないのですか？
当然、こういう疑問が浮かんできます。
どうやら、『皆辞めてしまった』というのが答えのようです。
入社当時は、自分の目標になる先輩技術者が何人か居て、その人たちを真似しながら経験を積んできて、それなりに技術力もついてきた。
しかし、事業縮小により技術的な業務が減ってきてしまい、技術力の高い人ほど辞めていってしまった。
結果として、若くして重要なポジションには就いたものの、自分で出来る仕事の範囲を繰り返すばかりで、技術者としての成長は感じられない。
しかも、今後更に技術的な業務は減って行ってしまう。このまま居たら何をやるのか。営業か？事務か？外注コントロールだけか？
技術者として続け、成長していく為の転職！！
技術者として、専門職としてやっていける環境を求めての転職。その先に望むものは！？
まず、専門技術職として働く環境があって、『尊敬出来て目標になる先輩や上司がいる事』です。という気持ち、なるほど良く分かりますね！！
誰しもが、まずは他人の真似から成長しますし、そして、先々の目標がある事で、モチベーションも上がり、中期的なキャリア形成が描けます。
私からは、『もちろん、そういう職場は沢山ありますよ！！特に、技術職だと、組織的にしっかりしているところ、職人的なスペシャリストがいるところ、色々とあるので、貴方にあった企業、職場を一緒に考えましょう。』と伝えました。
しっかりと目標を持って成長していける環境を目指して、転職活動、頑張りましょう！！