新卒採用、中途採用に共通していることですが、面接合格のカギとなるポイントを一言で表すならば、

「この人と一緒に働きたい」と思われること

ではないでしょうか。

経験やスキルももちろん重要ですが、どんなに要件がマッチしていたとしても、一緒に働くイメージを持ってもらえることが大事だと思います。

面接ではいろいろな質疑応答から受け取る印象や人柄がチェックされたり、他の候補者と比較されたりします。では、どのような人が「一緒に働きたい」と思われるのでしょうか。

・挨拶、返事ができる人

面接のときに挨拶を忘れてしまう人もいます。緊張していたり、その場の流れでタイミングを逸してしまったりということもあるかもしれませんが、挨拶はしっかりすべきです。挨拶してないかも…と不安に思ったら、自己紹介を促されたときにまずは挨拶しましょう。

また、返事も大事です。無言でうなずくだけにならないよう、聞かれたことには「はい(いいえ)」など声を出して返事しましょう。

話を聞く人

相手が話しているときは目を見て聞くことを心がけましょう。視線をそらしたり、相槌もうたずに無言でいると、相手は話を理解しているのか不安になります。また、相手の話が終わらないうちに自分の話を始めてしまう人もいますが、これは相手に不愉快な印象を与えてしまいます。

素直な人

知らないことや経験のないことを聞かれたときに「知らない(やったことない)と言ったら不合格にされてしまうかも」と思うあまり、ついごまかしてしまうような発言をしたり、ご自身の意見ではないことを話してしまう人もいるようですが、それはかえってマイナスポイントに働いてしまいます。自分の間違いを正されたときには聞き入れるなどの素直な態度には好感を持たれます。

仕事以外の話題にもしっかり受け答えできる

会社は仕事だけをする場所ではありません。掃除や備品の運びだしなどを行ったりすることもあるでしょう。そのような仕事以外の作業にも協力的な人であれば、職場にもすぐになじめそうなイメージを持たれますよね。

自分が一緒に働きたいと思う人はどんな人か考えてみましょう

紹介実績のある企業様から増員募集のお話しをいただいたとき、人事の方に「求める人物像は前回入社された〇〇さんのような方です。」と言われたことがありました。とても素直で好感の持てる方でしたので、入社後も高い評価をいただいていることがこの一言に表れていると感じ、嬉しい気持ちになりました。

自分が一緒に働きたいと思う人は共通してみんな一緒に働きたいと思われる人なのではないかと思います。そんなことも考えながら準備しましょう。