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【成功事例】じっくり活動スタイルが転職の近道になった技術者のおはなし

転職で次のステップへ

技術者プロフィール

大学で機械工学を専攻し、技術者として就職したい気持ちはありましたが「コレがやりたい!」と思えるものを見つけることができませんでした。就職活動がはかどらず悩んでいたところ、技術系派遣会社の説明会に参加する機会がありました。技術系の派遣会社であれば正社員雇用ですし、様々な業界で就業しながら興味の持てる仕事を見つけられるかなと思い入社しました。

技術系の職業に就きたい気持ちはあっても、目指すところが定まっていない、あるいはどんな業界が自分に合うのかわからないという方は多く、複数の業界で経験を積むことができる技術派遣会社への就職は、選択肢のひとつであると思います。

Uさんは入社後すぐに、自動車部品を主力製品としているメーカーで就業しました。製品の実験評価・設計部門へのフィードバックといった業務を担当。初めての派遣先、初めての社会生活で慣れないこともありましたが、仕事も職場の人間関係も良好な環境でした。3年あまりが過ぎ、徐々に仕事の幅も広がってきた頃に派遣契約が終了となり新たな企業で就労することになりました。

慣れ親しんだところを離れるのは残念な気持ちもありましたが、技術派遣会社へ入社したのは様々な業界で経験を積むことが当初の目的でしたから、新たなスキルを身につけるチャンスと捉えました。

転職を考えたきっかけ

Uさんの新たな就業先は、設備に関わる部品メーカーの設計部署でした。前就業先での業務経験を経て、設計技術者として新たなキャリアを積むことができると期待しました。ところが一年たらずで派遣契約が終了。仕事も人間関係も定着する前に終了となってしまったUさんはこの時、少し不安な気持ちになりました。

次はOEMメーカーでの製品評価と改良設計業務に就いたのですが、ご自身のなかで「また短期間で終了してしまうのではないか」という不安と、「技術者として一製品に長く携わっていたい」という思いが次第に強くなっていきました。

Uさんはこれからのご自身のキャリアについて考えた結果、これまでの経歴で一番長く就業していた自動車部品に類似する業界への転職を決意しました。

転職活動を始めたころ

転職サイトや転職エージェントへの相談を始めたUさん。希望する業界、職種の方向性は定まっていたので、興味本位でアレコレ応募することなく求人を選定しながら活動していました。

しかし、書類選考でNGだったり面接で不採用だったりとうまくいきません。ご自身で振り返ってみてもエージェントに問い合わせてみてもNG理由が明確にならず、次第にどうしたら良いのかわからなくなっていました。

そんなときに弊社へ相談に来られたのです。

日本アルテックでのご支援スタート

ご相談に来てからこれまでの経緯やお考えをお聞きし、今後の方向性を確認しました。Uさんの思いは一貫していて、興味だけでやみくもに応募するのではなく希望条件に合う求人に応募したいとのことでした。そのため、ある程度長期的な活動になることも覚悟して、じっくりと進めていくことにしました。

選考で不採用となった経緯をふりかえりながら、まずは経歴書をブラッシュアップするお手伝いをしました。これにより経歴書の内容がさらに充実し、ご自身も経歴を思い起こす作業ができました。そして、ご経験がいかせる製品ラインナップのメーカー求人へ応募し、書類選考をみごと通過しました。

次に面接対策です。弊社で用意している質問集(内容はこちら)を使用し、模擬面接を実施しました。ほか、Uさんは自己紹介や経歴説明がニガテでしたので集中的に行いました。面接対策は電話やメールでの事前のやり取りもふくめ、延べ10時間ほどを費やして本番に臨みました。

努力の甲斐あり、見事内定!ご入社されました。

現在のUさんは・・・

じっくりと条件に合う企業を探すことを決めていたUさんの一貫した思いは、結果的に転職への近道になったように思います。

製品の実証実験や品質管理をしながら、ゆくゆくは新規ラインナップに向けた検討と開発業務へと段階的にシフトしていくとのこと。機械系出身のUさんですが、電気系技術の習得も始めているそうです。じっくりと学ぶ姿勢も、キャリアアップの近道になるかもしれませんね。

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