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じっくりしっかり準備して制御設計技術者が転職成功した話

オレンジ色の何かの機械

弊社の支援で転職が決まった方とは、お祝い会を実施しています。その席では、活動中のエピソードなどをふりかえりながら笑ったり、しみじみふりかえったりします。

今回は、制御設計技術者の方の転職が決まり、お祝い会を実施しました。

新卒で入社した企業は製造ラインに据え付ける各種装置の受託メーカーで、そこで図面をもとに装置を組み付けたり試運転させたりする業務をしていました。数年後、開発部へ異動となり、制御設計業務を担当することになりました。

プログラムによりモノの動きを制御する設計業務は大変興味深く、積極的に業務に取り組んでいました。ベテランエンジニアの下で指導を受けながら、ときには自分で学びながら身に着けていきました。

時にはサービスエンジニアとして、現行装置のカスタマイズやサポートを実施することもありました。前任者がプログラムしたものを見て学ぶことも多く、客先の設置場所が海外の場合は単独で出張することもありました。

新規開発では試行錯誤しながらも、顧客の要望する動きを直接装置に組み入れて、理想の動作が実現できたときは大変やりがいを感じました。顧客ごとに装置の規模や動きが異なりましたが、ひとつひとつの仕事を着実に自分のスキルにしていきました。

しかし、再びの人事異動で現場の業務を離れることになったのです。

まだまだ学びたいことがあると感じていたのですが、再び異動になりました。異動先での業務は、客先と現場との間に立っての交渉やISO申請など、企業にとって必要なポジションではありましたが、設計技術者としてキャリアアップしたい気持ちに変化はありませんでした。もとの部署への異動を願い出ても、期待する回答は得られませんでした。

技術者として制御設計に携わりつづけることができ、現場で自分が動かせるモノに接していける、そんな環境を目指して転職を決意しました。

選考面接では、得意なことや業務実績などを時には詳しく、時には端的に説明しなくてはなりません。技術者の方はご自身がやってきたことをアピールするというのが苦手な方が多く、この方も同様でした。面接でのアピールは、別に自慢話をするという意味ではなく何をやってどんな評価を得たのかを客観的に話せば良いのです。

現業務が多忙な方でしたが、面接リハーサルは平日の夜や休日に可能な限り実施し、じっくり時間をかけて準備しました。結果、本番面接では仕事に対する考え方などをしっかりと伝えることができ、見事内定をいただきました。

お祝い会ではこの当時を思い返し「頑張りましたよねー」と互いにしみじみしちゃいました。しかし、本当にご活躍いただきたいのはこれからです。引き続きサポートしていきます!

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