転職活動をしていると、「未経験可」や「ポテンシャル採用」、「ポテンシャル枠」といった求人を見かけることがあると思います。20代の方で、業務未経験だけれどもそういった「未経験可」の求人企業にチャレンジしたいという方は、多くいらっしゃいます。そこで、今回は「未経験可」「ポテンシャル採用」といった求人は、実際どのようなものをいうのか、また、本当に未経験で受け入れてくれるのかといったようなことをお話したいと思います。

何故、「未経験可」の求人募集を出すのか?

企業からしてみれば、成果を上げてくれる人、生産性の高い人を採用し、自社を成長させていきたいと考えるのが普通です。業務内容や業界の経験者が欲しいのは当然のことと言えます。しかし、一方でわざわざ未経験者を採用しようとしている企業があるのは何故なのでしょうか。それには様々な理由があります。

事業自体がニッチで経験者なんていないから

例えば、特殊な機械装置の設計であったり、業界的に転職者が少ない業界であったり(皆基本的に辞めないから他社から採れない)、そもそも競合他社が少なかったりといった場合、経験者を探そうとすると極端に候補者は少なくなってしまいます。

そのような時は、経験者を探すよりも、未経験者を採用して自社で育成したほうが早くて確実と考え、未経験者募集を行うことがあります。

カラーの固まった経験者よりも、まっさらな未経験者のほうが良いという考え

過去に経験者を中途で採用した際、今までの経験が染みつきすぎていて、会社として使いづらかった等といったことがあると、やはりまっさらな未経験者のほうが良いとなることがあります。

このパターンも自社で育成していこうという考え(しっかりとした研修体制があるかどうかは別)があります。

とにかく人が足りないから!

このような考えで募集している「未経験可」求人は、ちょっと考えたほうが良いかもしれません。前述の2例とは異なり、「ちょっと教えれば誰にでも出来る仕事だから」ということがあります。そのような仕事が良くないという話ではありません。今後、キャリア形成を行っていく上で、成長を感じていきたいと考える方や、とにかく力を付けて自分の市場価値を上げたいと考える方には、ミスマッチ求人になる可能性が高いということです。

未経験可、ポテンシャル採用の求人は何歳まで検討してもらえるのか?

未経験で将来の可能性(ポテンシャル)を検討してもらえるのは、業界や企業毎、タイミング、状況などによって異なりますが、基本的には30歳前半くらいまでと考えたほうが良いです。

もちろん例外もありますが、年齢が上がれば未経験で採用される可能性は確実に難しくなります。

未経験可求人は誰でも対象になるのか?

未経験可だからと言って、誰でも対象になるという訳ではありません。何かしら、引っかかる部分は必要になってきます。

業務は未経験だけど、業界は同じ

職種、仕事内容といった面では未経験だけど、同じ業界にいたという方は選考対象になることがあります。

未経験でも関連する基礎知識はある

業務としては未経験でも、その業務に関連する、あるいは業務に必要な基礎知識があると選考対象になります。例えば、機械設計未経験でも、機械工学の知識はある(学校で学んだレベルでOK)というような場合です。

趣味で取り組んでいる

技術者の場合、趣味で取り組んでいることが、転職活動で評価されることがあります。例えば、ロボコン活動や、自宅での電子工作、プログラミングが趣味などといったことです。

これらは、未経験でも募集ポジションの仕事内容に近いものであるならば、選考対象になるどころか、大きなプラスポイントになる可能性があります。

未経験者が転職成功するパターン

過去に弊社の転職支援で、「未経験可」や「ポテンシャル採用」求人で成功した方の事例と未経験チャレンジで知っておきたいことをご紹介します。

成功事例

今までの経験とは異なる役割の職種への転職を成功させた事例記事「転職活動でのポテンシャル採用に必要なポイント」と、完全未経験から設計職への転職を成功させた方の事例記事「未経験から設計職への転職を成功させる方法」の2記事をご紹介します。

未経験可求人にチャレンジする際に知っておきたいこと

未経験可の求人にチャレンジする際、これだけは知っておきたいということを紹介している記事です。

まとめ

未経験者にとっては、未経験可、ポテンシャル採用求人は非常に魅力です。しかし、転職先を決める事だけが目的となってしまったりすると、本来自分が描いていたキャリアを実現できなくなってしまう可能性があります。

未経験可だからといって飛びつくのではなく、それがどういった目的で募集しているのか、どのような会社なのか、どのような働き方が出来るのかなどなど、様々なことをしっかりと確認した上で、間違いの少ない転職活動を目指していただきたいです。

また、未経験だからと言って、「何も分かりません」、「全て教えてもらえるんですよね」というスタンスでは、うまくいきません。未経験でもその業務や業界に関することを自分なりに勉強していることは最低限必要なことです。おんぶにだっこで甘えたスタンスではなく、未経験でも攻めのスタンスは必要です。

未経験可求人がどのようなものがあるのか知りたい方は是非ご相談ください。