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採用担当に聞いた面接実録

バインダーを持って恐い顔をしているスーツ女性

人事採用を担当している方からお話を聞く機会がありました。新卒採用を担当されている方が多かったのですが、「中途採用の面接でも共通している事もある」とのこと。面接を控えている方はご自身に置き換えてご覧いただき参考にしてもらえればと思います。

具体性を欠く回答「広く浅く」

「どのようなことを勉強してきましたか?」という質問に対して多いのが、「いろいろと広く浅くやってきました」という回答。私たちとの面談においても、学生時代に学んだことや現職で担当している職務についての問いに対し、同じような回答を聞くことがあります。

確かに、汎用的なカリキュラムの学科も多いようで、ポジティブに捉えれば「順応性が高い」という事になります。一方で企業側からすれば「結局、何をやってきたのか具体性に欠ける回答」と受け取られてしまいます。

広く浅い中でも、興味を持ったことや自主的に学んだことなどを具体的に話せるようにしましょう。

勤務地「隣県は遠い」

最近、新卒の方に多い回答だそうです。傾向としては”実家暮らし”または”アルバイト経験なし”の方に多く、「神奈川県在住の学生さんが『東京は遠いので県内で就業したい』と言う。行動範囲がせまいと感じます。」とのこと。大学の就職相談室の方からも同様の意見がありました。お住いの位置によっては隣県のほうが通勤が便利な場合もあります。勤務地までの通勤経路は事前に調べておきたいところですね。

また「旅をしてきた、という学生さんにどこへ行ったのか尋ねたところ『おばあちゃんち』と言われました。その方にとって、県外のおばあちゃんちに一人で行くのは”旅”だったわけです。」先々、出張命令が出た時の事態を想像してしまいます。

ちなみに私は、「おばあちゃんち」という答えに引っ掛かりました。中途採用面接においてもあてはまることですが、ここは「祖母」と言うべきですし、単語で済ませるのは良くありません。

面接の場面では「どこで何をしたのか」や「どのような目的で」なども含めて話しましょう。

具体性を欠く回答「雰囲気」

「雰囲気」という言葉を多用する傾向にある、とのこと。

「例えば、志望動機をたずねると、『サイトを見て、雰囲気の良さそうな企業だと感じたから』や『担当してくれた方が雰囲気の良い方だったから良い企業だと思った』と回答する方がいます。」

雰囲気というのは抽象的ですし、逆に、雰囲気の悪いコーポレートサイトなんて無いに等しいですよね。

「面接の終盤『質問はありますか?』との問いに、『御社はどんな雰囲気ですか?』と聞かれたことがありました。質問の意図もよくわかりませんし、聞きたいことを予め用意してないのだなと感じます。」

複数の企業で併行して面接を受ける場合は、仕事の進め方や人員構成など、どの企業に対しても共通して質問したいことと、製品に関することなどの企業特有の質問は用意しておきたいところです。内容はより具体的にし、”なんかフワッとした質問”はひかえましょう。

質問に質問返し?!

前述の「質問はありますか?」に続く話ですが、逆質問されることもしばしばあるそうです。

今日の面接、どうでしたか?

質問に質問で返すうえに、この問いとは強者です。バラエティー番組のMCよろしく、エンディングの締めに入ってるのでしょうか?

こんな質問返しもあったそうです。「日頃の生活を聞いたところ朝活をしていると答えた方に、どんな活動しているかなどを聞いた後、『○○さんは朝、何していますか?』と聞かれました。何か聞かなくては、と思ったのかもしれませんが…。」

かと思えば、質問をしない方もいるようで、

「自己PRを始める方もいます。面接冒頭の自己紹介とほぼ同じ話で、ちょっとクドいと感じることもあります。また、『今日はとても楽しかったです!』と言った方がいました。面接ですから、さすがに”楽しかった”というのはどうかな、と。」

『質問』と『自己PR』『最後のご挨拶』は混同しないよう留意しましょう。

※「こんな質問してみたいけど…」といったことがありましたらエージェントにご相談ください!

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