最近、数社の企業の社長から同じようなお話を聞き、確かにそういう考え方もあるなとやけに納得してしまったことがありました。

それは、将来不安による転職についてです。

求人企業が必ず確認したいと思う内容の中に「転職理由」があります。技術者/エンジニアの皆さんも応募する前にその辺りの考えを整理しているかと思います。

我々も事前に推薦書という形でのドキュメントと、実際に求人企業へ電話あるいは訪問して、ご紹介する技術者の転職理由や、どのような方なのか等の事前情報をお伝えしています。

その推薦書ですが、PRとなる推薦理由5つと各社の退職理由を記載しているのですが、「将来不安」という内容を記載することが多くあります。これは会社業績の問題や業界の低迷、その他諸々、様々な理由からの将来不安ということになるのですが、私は今までそれは本人の力ではどうにもならないことだから、仕方ないことだと考え、推薦書に堂々と記載していました。

2社の企業とはお付き合いも深いこともあり、書類選考はパスで面接へは進んだのですが、「将来不安だからその会社を辞めるという人は、当社では合わない。」ということで見送りたいというお話になってしまいました。

これは、どんな企業でも危機は訪れる時代であるにもかかわらず、その危機を皆で力を合わせて乗り越えて行こうという考えにはならず、当社に入社しても厳しい状況になれば、不安になってまた転職するのではないかという考え方も出来るからだと思いました。

他にも自分が出来ることで改善を試みようとは思わなかったのかと思ったりもするかもしれません。

ちょっと極端な説明になってしまいましたが、将来不安を感じて転職という言葉を使うときには、もう少し背景となる詳しい説明や説明仕方を気を付けなければならないということです。

転職を考えている技術者/エンジニアの皆さんも必ず転職理由の話は出てきますので、表面的ではなく、深く考えを整理しておいていただければと思います。

言葉は難しいですね。