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面接での食い違い


面接での食い違い

採用面接は、ある意味一発勝負です。

お互い初対面で、小一時間の会話から判断を求められます。

この点を理解して面接に臨まないと、折角のチャンスを失ってしまうということもありますので、気を付けていただきたい点です。

初対面であるということは、お互いのことを何も知らない状態ということです。もちろん企業側は応募者の履歴書、職務経歴書を事前に見ていますし、応募者は企業のホームページや求人票を事前に見てはいます。それでも人間というのは、会って話してみての印象、記憶のほうが大きいのです。

食い違いの一例として・・・

求人企業:

1社目について、入社してみてどうでしたか。

応募者:

仕事内容は非常にやりがいがあり、技術的にも良い経験を積めたのですが、一方で、残業が多くハードな環境のため、退職者も続出して、徐々に職場の雰囲気が悪くなっていったのが残念でした。

良い部分を先に述べて、その後に退職理由を述べているパターンです。それ自体は問題ありません。

ここで気を付けなければならないのは、「残業が多くハードな環境」というのは人によって感覚が違うため、誰もが分かる数字で説明しなければなりません。実際に月に10時間の残業でも多いと思っている人や、月に100時間の残業は普通でしょと思っている人がいるので、正確に答えなければなりません。

例えば、「平日は毎日22:00まで残り、土日は月に3日しか休んでいない。」と言えばどのような環境だったかが明確ですよね。

もう一つ例として・・・

求人企業:

ものづくりの工程で一番好きなことは何ですか。

応募者:

設計です。

こんなそっけなく答える人はいないと思いますが、ポイントは、「設計です。」と言うだけだと、設計以外はあまり好きではないのではないかと思われる可能性があるということです。

例えば、「ものづくりが好きなので、基本的に客先打合せから現地立ち上げ(量産品であれば量産対応)まで一連の流れに携わりたいですが、あえて言うなら、設計が他に比べて若干好きです。」と自分の考えをしっかりと伝えることが大切です。

面接では、あいまいな質問や、「~だけど大丈夫ですか?」といったYes、Noで答える質問がありますが、相手は自分のことを何も知らないという前提で回答しなければ、自分のことを理解してもらえません。簡潔に答えすぎると、言ったこと以外はゼロになってしまいますので、気を付けましょう。

採用面接では、お互い異なる環境で仕事をしてきている為、お互いの理解を深めるのは難しいものです。誰にでもわかりやすく話をするという意識が重要になってきます。

最後に今回のテーマとちょっとズレますが・・・

求人企業:

健康面で気になることはありますか?

応募者:

今は大丈夫です!

過去に身体を壊したことがある方は、「今は」と入れてしまうことが多いです。「今は」が入るだけで、一気にそこから深堀質問の嵐が来ますので、お気を付けください。


この記事を書いた人

相澤庸介

相澤庸介

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国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:16154452)
インスタント的な「求人紹介コンサルタント」ではなく、じっくりとサポートを行う技術者専門の「ライフキャリアコンサルタント」として、本来のキャリアコンサルティングを行っていきます。

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