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面接で『実力を正確に伝える』難しさ


面接で『実力を正確に伝える』難しさ

面接では、自己アピールが必要になりますが、技術者の方の中には、自己アピールが苦手という人の方が多いです。それは謙虚でいい事なのですが、面接においては、いかに実力や経験を正確に伝えるか、というのが課題になります。

上手くアピールしないと伝わらない!?

先日面接に行った方は、なかなかの経験の持ち主です。分かりやすく言うと、1人で製品開発の殆どをやってきた方です。ですので、よっぽど業界が大きく違うとか、使う技術がそもそも違うとか、そういうところでなければ、技術力は経験が評価されないはずがありません。

しかし、面接での評価は『意外と自分でやっていない方ですね』というものでした。

これには驚きました。選考の段階で何があったのか? 面接官にはどう伝わっていたのか? 何をどう捉えてそう受け取ったのか?

この面接には、私も同席していましたので、面接のやり取りを振り返りながら、分析してみました。

そこから導き出された要因の1つは、この技術者の方の説明の仕方でした。

説明する文章の中で、最初に出てくる内容の方が、聞く側の印象に強く残ります。

ですので、最初に何を話すかが大事です。

この技術者の方は、最初に【否定的】な内容を伝えていました。

例えば、『あなたはこの製品の開発のうちのどこをやっていたのですか?』と聞かれた時に、

『○○の部分は自分ではやっていないのですが、その他はだいたい自分でやりました』という。

これを分かりやすく説明すると、『10%は自分でやっていないですが、90%は自分でやっています』と言えます。

90%やっている人に、『意外と自分でやっていない方ですね』という評価は無いですよね。

恐らく、最初の『○○の部分は自分ではやっていないのですが』というのがよっぽど印象的だったのでしょう。

しかし、これが面接の答えであれば、正しい選考が出来ていないと言わざるをえません。

我々キャリコンサルタントの役目として、正しい選考を行っていけるように問題解決しながら支援することも、大事な役目だと改めて痛感した面接でした。


この記事を書いた人

浦林次郎

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大手特定派遣会社での技術職・営業職経験を活かし、『技術者目線』を大事にしたキャリアコンサルティング、企業への採用コンサルティングを実践し、キャリア相談者とも採用担当者とも信頼関係を最重要視している。

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