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離職期間1年の若手技術者が転職成功した話


離職期間1年の若手技術者が転職成功した話

転職で不利になると言われている離職期間。

しかし、不利だからと言って離職期間が長くなってしまった方は絶対に良い転職が出来ないのかというとそんなことはありません。

簡単にはいきませんが、諦めたりせずに真剣に取り組んでいけば必ず道は拓けます。

今回はそのような不利な状況にあった離職期間1年の19歳(当時)K.K氏のエピソードです。

K.K氏の簡単なプロフィール

  • 19歳(当時)、男性。
  • 実家暮らし。
  • 高専を丸3年で中退。
  • 自動機の設計製作を行う企業へ入社したが、1年1ヶ月で退職。
  • 退職後はアルバイトをしていたが、私と会った時にはアルバイトもしていない状態。

インテーク面談(初回面談)

就職相談に来られたときは19歳で、12月中旬を過ぎた頃でした。

3月に前職を退職してから現在まで9か月間、アルバイトをして食いつないできたけれども、そのアルバイトも契約終了となってしまい、不安な気持ちと、収入的に厳しいという状況だった為、正社員として就職したいという相談でした。

初めて会った時はお世辞にも明るいとは言えず、非常に暗く、そして声は聞こえないくらい小さく、自ら積極的に話せない状態でした。

現在までの経緯

少しずつ今までの経緯を聞いていきました。

中学校卒業後に、高専へ行ったもののあまり興味が持てず、身が入らない状況だったため、父親から「勉強する気がないなら働け!」と言われ、高専を中退し、学校の紹介で自動機の設計製作を行う会社へ入社しました。

そこでPLCによる制御設計を経験してきましたが、職人的な怖いおじさん達に色々と分からないことを聞いたりすることが出来ず、コミュニケーションがうまくいかないことが続き、1年で退職することになってしまいました。

ネガティブの中にも強みが見え隠れ

初めのうちは問題となりそうなネガティブな面ばかりが出てきましたが、転職の為の準備を進めていくと徐々に強みとなるようなポジティブな部分が見え始めてきました。

例えば・・・

職務経歴書の作成で、まとめ方の説明をしてあげると、非常に分かりやすく、そして漏れなく経験してきたものを書き出し、ほぼ修正の必要のない職務経歴書を作ってきたのです。

これは、よくよく聞くと文字を書くことが好きで、趣味で物語を書いたりしているとのことでした。本人もこんなところで趣味が役立つとは思わなかったと思います。

他にも、締め切りや約束事をしっかりと守ったり、出された課題は確実に仕上げたり、難しいことでも粘り強く最後まで諦めなかったり、礼儀正しかったりと、様々なやり取りをしていく中で、良い部分がどんどん見えてきたのです。

技術面では、1年と言っても自分でラダーは書いてきた点、ソフトはどちらかというと好きであるという点を更に伸ばそうという方向性で固まり、産業機械のPLC制御設計職を目指すことになりました。

面接へは進めるようになったけれど・・・

今までの経験や今後の方向性が固まり、職務経歴書もしっかりと作成したので、候補となる企業へ紹介を進めると、面接には進めるようになりました。

しかし、数社面接へ一緒に行きましたが、緊張して話が出来なかったり、覚悟を聞かれたときに、自信のなさが出てしまったりと、まだまだ面接通過出来るレベルには至っていませんでした。

ちょっとしたきっかけで好転する

一つ一つ動いていくと課題が見えてきます。

K.K氏本人も真剣に考えていて、面接で感じたコミュニケーション能力不足を何とか克服しようと、コンビニでアルバイトを開始しました。結果的には、これが非常に効果があり、仕事を覚えて出来るようになったこと、しっかりと声を出して接客できるようになったこと等が、本人の自信につながり、このあたりからコミュニケーション能力が少しずつ上がってきました。

ちょっとしたことで人は自信につながるものだと実感した瞬間でした。

難しく考えるよりも目の前の一歩を踏み出し成功体験をすることが大事なんですね。

企業への紹介を再開

K.K氏の自信が少しついてきた為、具体的に候補企業を挙げ、活動再開。

そんな中、大手一部上場企業の子会社で精密機械メーカー(250名くらいの企業)から新卒の採用の話をいただいた為、新卒を採用するなら、PLCを1年経験している20歳を採用したほうが良いと提案。

しかし、離職期間も長いし、高専中退だし、いきなり正社員としての採用はリスクがありすぎる。ということで紹介予定派遣の提案を受け、何とかPLC制御技術者として仕事を始めることが出来ました。

紹介予定派遣としてスタートしたが・・・

派遣としてスタートしましたが、残念ながら積極性がない等、企業側からの評価は低く、本人も自信をなくし、このままでは正社員化は無理だという状況になってしまいました。

一発逆転

もうダメだと完全に諦めていたある日、K.K氏が上長と出張に行き、ハードワークをこなしたということがありました。そこでその上長がK.K氏を気に入ってしまい、社内で皆にK.K氏はすごいよと言ってくれたおかげで、社長へも説明していただけ、無事に正社員となれました。

成功体験の大切さ

今回、K.K氏との活動を振り返ってみると、小さな成功体験の積み上げが、本人の自信につながり、どんどん成長していけたのだと思います。

そして正社員となり・・・

何度もK.K氏とは会って話をしてきましたが、別人のように成長しました。

正社員になったお祝いとして焼肉に行った際も、今までソフトドリンクしか飲まなかった(当初はまだ20歳の誕生日を迎えていなかったから当然ではありますが・・・)のが、会社の先輩に連れられ酒を飲むようになり、自分は酒に強いということに気づいてしまったようで、いきなりビールを注文したり、積極的に肉を焼いたり、会社での仕事の話をしたりと、信じられないくらい成長し、涙が出るほど感動しました。

そして、更にその後、何と彼女も出来たとの噂が・・・。どこまで成長していくのか、楽しみであり、心配でもあり。。。

何にせよ本当に良かったです。


この記事を書いた人

相澤庸介

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国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:16154452)
インスタント的な「求人紹介コンサルタント」ではなく、じっくりとサポートを行う技術者専門の「ライフキャリアコンサルタント」として、本来のキャリアコンサルティングを行っていきます。

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