入社後の状況を聞くのは、転職支援した立場からすると、楽しみであり、不安でもあり・・・。それはまた、入社前の状況、入社直後の状況、そして入社からの期間で変わってきます。

入社1年後の状況が良かった!!

先日、入社1年を少し超えた方に、状況確認を兼ねた連絡を入れてみました。

入社前は心配要素が大きかったです。前職では、仕事も人間関係も合わなかったのか、1年経たずに退職していました。色々事情はあれど、書類だけを見れば、『何かあったのか?』『大丈夫か!?』と思われても仕方ありません。

そこで、なぜ短期で退職する事になったのかを、徹底的に分析しました。会社との相性なのか、職場との相性なのか、上司との相性なのか。

正直言って、明確な答えなんてないのかもしれません。どれか1つに原因が絞られる訳でもありません。それでも、何が大きな原因になっているのか、何を変えるべきなのかを追求しました。

彼の場合は、【職種】による影響が大きいのではないかと考えました。

理系出身で昔から技術者になる事しか考えずに就職し、幾つかの仕事をしてきました。『技術者をやるには設計職へ』という事で、前職で初めて設計職にチャレンジしました。夢と希望を持っていた事でしょう。しかし、1年足らずで辞めてしまいました。

キャリアカウンセリングをしていく中で、『モノを創り出す』という感覚が合っていなかったのかも、と考えて分析し出すと、どんどんピースがハマっていきます。同じ技術者でも、頭の使い方、適性、それぞれに合わせた職種があります。その考えになってみると、過去で一番上手くいっていた仕事は何か、という考えになりました。それは、測定・分析・解析といった業務でした。

新しくモノを創り出す仕事ではなく、出来上がったモノを分析してそれが正しいかどうかを考える仕事が合っているという1つの答えを出したのです。

そして、それに合わせた求人を紹介し、無事に入社しました。

入社後、彼は非常に生き生きしていました。入社1ヶ月後の面談、企業からのヒアリングでも、評価も本人の感想も上々。一安心と、このまま順調に行ってくれればという思いになりました。

そして今回、半年以上ぶりの連絡になってしまいましたが、入社からは約1年、ドキドキしながらした電話口で、明るい声で『まだまだですし、仕事は忙しいですけど、頑張ってやっています。周りの方とも仲良くやっています。』という【充実感】が漂っていました。

その声には、1年前には無かった【自信】を感じました。

貴方につづく技術者を、また支援しなければ、と思いました。